音と私

忘れないように。語彙力皆無。

平田勝久 配信ライブを見て

2020.10.22

『おいしい音楽会』

下北沢mona records

 

観客を入れてのライブ!ということだが、自分の身の回りのことを考えるとまだまだ気軽にライブへ行ける感じではない…。しかし!同時に配信ライブも行ってくれたため、画面越しに体験!ああやはりライブっていいなあ。行きたい気持ち高まってしまった。

 

平田さんの歌をリアルタイムで聴いたのは一体いつぶりだったのだろう。胸や目頭が熱くなる感覚。久しぶりだ。それに家だしアイスでも食べながらゆったりまったり観ようなんて思ったのに、引き込まれてしまって全然進まなかった。

 

★五月の雨

この声!たまらない!ってなった!それにまた最近自分の中でモヤモヤしている感情にこの歌詞は沁みて沁みて沁みまくった。平田さん髪短い。

 

★性癖

これもまた!この声!この歌詞!ってなった!未来なんて探さないで〜!!!!!!ああ、ここは誰かにというより自分自身に響く。探しちゃうのよ最近は。未来ばっかり。

 

drop out

希望はどこにあるのかな?って歌詞に胸がキュッとなった。どうしても未来に希望を見出せないような気がしてちょくちょく悩むことがあるから。そんな奥底の感情を代わりに吠えてくれてるような気分になって少し気が楽になる。

 

★アイスクリーム

ソロの時に初めて聴いたのにもうすでにえんちゃんのギターがないと寂しいなって気持ちになっている。もちろん平田さんだけverもとても良いのだけれど。

 

★なんでもない

これこそ!tk2tk!って感じだから、えんちゃんのギターも聴きたいなって気持ちが強かった。もちろんもちろん平田さんだけverもとてもとても良いのだけれど。それに、やっぱり感情溢れまくりの平田さんの歌には心が震えるし熱くなる。ちゃんと今の気持ちを歌にのせて届けてくれているんだなと思う。かっこいいのに等身大の人間味を感じられて、うわ好きだ、ってなる。これだからまた次のライブも気になって仕方ない。ライブのない期間が長くても平田さんのその感じが変わっていなくて良かったな。

 

世の中が新たな生活様式になっているのに伴って、ライブ環境も変わっていってるなと感じる今日この頃。もちろん直にライブで音を浴びられることはこの上ない幸せってことはわかっているけど、今まではそれが当たり前になっていた。今の世の中の状況になる前から、気軽にライブへ行けない環境にある方だってたくさんいたはず。

そう考えるとこの新しい「配信ライブ」というカタチはコロナが落ち着いても残っていて欲しいと思う。今回みたいにお客さんが入っている状態でも配信をしてくれるのは本当に本当にありがたいと思う。行きたくても行けない時、配信でも画面越しでも聴くこと、観ることが出来たら、それこそ日々の憂鬱も頑張れる力に変わるはずだから。