お気に入りsong vol.1
なかなかライブへ行けない日々になってしまったので、今の自分が好きな曲でも綴っておこうかなーと。
今日の曲はこちら!
『五月の雨』 reading note
今日この曲を選んだキッカケとしては、なんといってもタイトル通りの日和だったため。五月だし雨降ってたし。
雨をテーマにしている曲に惹かれやすいタイプなんだけど、やはりこの曲にもかなり惹かれてしまった。
この時期にしとしと降る雨に最高にマッチングしてしまう。
『寂しさ抱えた五月の雨は 降り続く悲しみみたい』
ここの歌詞、止む気配がない雨と行き処のない悲しみがずっと漂っている感じ。苦しい。
『瞳を閉じれば雨音に混じって 君の音聞こえそうだな』
ここの歌詞、この曲の中でいちばん好きなポイント。「君の音」っていうところがツボ。顔とか声とかじゃなく、音。なんかすごく好き。
『思い出はいつも残酷なほどに 綺麗な物ばかり選りすぐって』
ここの歌詞…ここの歌詞ー!!!!!って感じ。語彙力ひどいな。笑
本当にこの通り!ってほどに共感してしまう。良い思い出ばかり蘇ってくるのよね。冷静に考えるといやいやそんな綺麗なことばかりじゃなかったでしょ、あんなことやこんなことあったじゃないの!忘れたの!?ってなるんだけど。でも、綺麗な思い出ばかりがふとした時に浮かんでしまうから、ずっと引きずってしまうのよね。残酷だ。
『元通りの日々に戻れるかな』
2回あるサビで両方とも歌ってるんだけど、元通りは無理よな、って思う。でも限りなく元通りになりたいという願望はある。
最初のサビではその後に
『柔らかい日差しが当たる場所を探している』
最後のサビではその後に
『答えはないまま ただ雨は降り続いている』
と歌っていて、最初は探す努力が見えるのに、最後結局答え出なくて雨も止まなくて、救いどころないじゃん!ってちょっとなる。
なるんだけど、そこがいい。よくある明るくて希望のある終わり方じゃないところがいい。悲しみに浸り続ける時があってもいいじゃないか、って思えるし、実際答えが出なくても日々は続いていくし過ぎていく。そんな気持ちを抱えながら過ごしている人にとっては、こういう気持ちなのは自分だけじゃないんだな、って思えて心強いと思う。私はとても心強い。同じような目線な人がいるってことに安心する。
最近は底抜けに明るい励ましsongは聞くのも辛い時がある。そんな時に寄り添ってくれるのが、この曲。
reading noteには他の曲にもこういう感じの曲が多い。今の私にとってのオアシスみたいなもんだ。
冒頭にMVのURLを貼り付けたけど、MVがこれまたとても良い。雨の曲で雨が降らないなんて!安易じゃないところが良い!壮大な土地で向き合って演奏する姿もグッとくる。
現在活動休止中のreading note 。最近の私のプレイリスト参加率高め。この曲以外にもたくさん好きな曲があるから、他の曲もまたお気に入りsongとしてブログに登場することでしょう。