音と私

忘れないように。語彙力皆無。

お気に入り song vol.4

今日の曲はこちら!

『あとがき』阿部祐也

 

ユーヤマン!!!てなる!笑

一時期めちゃくちゃにハマりまくった曲。ちょうどこの曲が収録されている「LOGBOOK2」が発売された頃だったかな。発売付近に代官山LOOPで多分バンド編成でこの曲聴いた時に引き込まれすぎたのを覚えてる。あれめちゃくちゃ良かったな〜。

 

歌詞の内容は恋人の別れの話でとても切なくて胸がぎゅうって締め付けられる。そこに爽やかなメロディが重なるとそのギャップでとても苦しくなってしまう。爽やかな風が吹いてるようなイメージのメロディなんだよな。歌詞の中に「寒がりな君に吹き荒む」「懐かしい春の日差し」ってとこあるから季節的には肌寒い季節の話なんだろうけど。

一般的に切ない内容の曲ってとことん切なく悲しいメロディを重ねることが多いと思うのだけど、ユーヤマンの曲って内容とメロディにギャップのある曲が多いように思う。それがたまらない感覚にもなる。

 

この「僕」はまだ「君」のことが大好きで想っているのに、君はもうそんなことはない…わけではないと思うんだよな。ちょっとしたことで少しずつずれてしまった歯車がもうどうしても噛み合わなくなってしまったのかな、と。好きでもずれてしまうことってあるよなって。

 

「この恋が運命だと思っていた」のもきっと僕だけじゃないと思う。運命だって感じる瞬間ってお互いがそう思えた時だと思うから。

 

「振り返れば輝くたしかに愛しあえていた日々」思い出って本当に輝いて見えるよね、困っちゃうやつ、これ。わりといつまでもそれに囚われてしまいがち。

 

とにかく始まりから終わりまでその情景が浮かぶようで、どこか自分の経験に重なるようで、チクチクじわじわと刺さってきて、思わず泣かずにはいられない。特に強がりな僕から溢れ出してしまうところなんて…!

 

僕側にも相手側にも感情移入してしまう。どちらの立場もわかるんだよな、わかる。それで、そうそう、とか、そうじゃないよ、とかひとりで悶々としながら胸を痛めている。

いつかの恋を思い出しては切なくてどうしようもない気持ちに占領されてしまうのになぜか聴いてしまう。

どうかこの僕も君も次の恋に進めているといいな。という気持ちと、実はお互いがまだ思い合っていてどこかでまた巡り会わないかな。という気持ちをぐるぐる繰り返してしまう。

 

過去に浸りたくなった時に聴くとひとりじゃない感じがしてとても好きです。なんといっても切なくて愛おしい曲大好き人間なもんで。