ヒグチアイ「距離」を聴いて
2021.10.20 デジタルリリース
「距離」ヒグチアイ
「働く女性」をテーマにした三ヶ月連続リリースの第二弾!
第一弾の「悲しい歌がある理由」にドンハマりしてしまってから、ずっとずっと第二弾を楽しみに待ち侘びていた日々。
寝ようと思ってたのに結局リリース時間まで起きてたからそのまま夜聴いてとても優しい気持ちで眠りにつけた。
ほんのちょっと という言葉選びがさすがすぎる。そのほんのちょっとに惑わされて心掻き乱されてしまう。ほんのちょっとのすれ違いからどんどん距離が遠くなっていくのを感じる時がいちばんきつい。
会えない時間が増えれば増えるほど相手がどんなことを思って過ごしているのかがわからなくなる。
もしわたしが泣いてても
言わなければ君は気付かない
今回この歌詞がいちばんヒットした。わたしが泣いているのを君に気付いてもらえないのはもちろんだけど、逆に君が泣いていても、わたしは気付くことができない。お互いにそんな日を過ごしているのかもしれないと思えれば、もう少し想い合えるような、寄り添えるような気がする。
この曲に3年くらい前に出会えていたら何か違った今があるのではないか。なんて考えてしまう。いつからか女々しくなった自分をそろそろ受け入れていかねばいけない。先日友人に会った時にも「昔より女々しくなったよね」と言われ、やっぱり客観的に見てもそうなんだなーと。
過去を振り返って縋っても何も変わりゃしないから、今、そしてこれから先の日々を過ごしていくなかでこの曲がとても大きな支えになることでしょう。
もっと自分の想い、相手の想いを大切にしていきたい。これは恋愛関係でなくても人と人…関わるすべてのモノに対して。
ああ第三弾もとても楽しみだな。